6月12日 という過ごし方
今日は名古屋市にある8階建ての大型デイサービスセンタ ー、「サンサン リゾート新栄」さんを視察しました。
要支援の方から介護の中重度の方まで、幅広い利用者さん がおられました。
ユニークな点として軽度の利用者さんは、決められたメニューをこなすのではなく、豊富なメニューから自由選択をして、一日の過ごし方を自己決定していることです。
ビリヤードに興じる方やパチンコに夢中な方。麻雀や囲碁、料理教室やシアタールームで映画鑑賞。さらにはフィットネスなどなど、2階から8階まで自由に往き来しながら、楽しく過ごしておられました。(ゴルフのシュミレーションには驚きました)
要介護が要支援に改善する方もおられるとのこと。
納得です。
5月30日 ロボ
全国で初めてアンドロイド「テレノイド」を導入した、名 取市の特養うらやすを保健福祉委員会で調査しました。
テレノイドは研修を受けたオペレーターが、内蔵されたカ メラやスピーカーを通し動作や会話を遠隔操作するアンド ロイド。赤ん坊くらいの大きさで重さも2千7百グラムと 赤ちゃん並みで、高齢者が抱き抱えて会話することにより 、認知症の改善や情緒安定などの効果が期待されているも のです。
利用者の方が一生懸命話しかけたり答えたりと、自然に会 話することで表情が豊かになったり、頭を撫でようと動き にくくなった手を上げる行為をしたりと、介護を快護にし ていく有用な取り組みだと思いました。
今後は介護ロボットなどの機器の導入が、介護職員の「労 働環境改善加算」として評価されるべきだと考えています 。
5月17日 緊急事態
参議院会館で開かれたいじめ問題の勉強会に参加。いじめ によって自死に追い込まれた子供のご遺族が、学校•教員 の対応や教育委員会の体質、さらには第三者委員会の問題 点を切々と訴えておられました。
仙台市ではこの2年7ヶ月の間に、3人の中学生がいじめ を原因に自ら命を断つという、とても悲しく傷ましい事件 が発生しており、異常な事態が起きていると言わざるを得 ません。
いじめは「心と体への暴力」であり、その行為は「虐待」そのものです。との指摘に改めてこの問題への十分な対策をと決意しました。
この度、公明党宮城県本部ではいじめ問題対策プロジェクトチームを設置しましたが、徹底した事実検証と関係者からの聴取を行い、具体的な提言•アプローチをまとめていきたいと思っています。
5月7日 40年前の奇跡
1977年に日本赤軍が起こしたハイジャック事件を覚え ていますか?
日本航空472便は、バングラデシュのダッカ国際空港に 強行着陸させられ、犯人は多額の身代金と
日本で服役中の 仲間の釈放を要求しました。
その時に犯人グループと交渉したのが、当時バングラデシュ空軍司令官だったA.G.マムード氏です。(写真)
この度、40年前の邦人救出の尽力と、永年に渡る両国の友好交流促進の功績が認められ、春の叙勲で旭日重光章を受賞されることになったのです。
明後日行われる宮中での授賞式に先立って、親族が在住している仙台市へ足を延ばされ、氏を囲む会が開かれました。
私は村井知事の祝辞を紹介しつつ、氏の受賞に対して祝意を述べさせて頂きました。
企画されたハラール プロジェクト ジャパンの生木さん、イクバルさん、お招きありがとうございました。
3月25日 緊急対応
先日24日の未明に県北地方で鳥インフルエンザが発生しました。先ほど井上幹事長とともに、対策本部を設置した県庁で村井知事と会い、現在の対応状況と今後の処置について意見を交わしました。
殺処分については22万羽中7割まで完了し、埋設処分についても約6割まで終えた状況とのことです。
72時間以内に鳥の処分に加え、卵50トン、エサ、鶏糞なども処分するとともに、鶏舎の消毒も終わらせなければなりませんが、県の担当者や自衛隊、農水省など関係機関の迅速な対応により、72時間かからずに初期対応が完了する見込みであるとのことです。
周辺の鶏舎も調査中ですが、今のところ異常は見つかっておらず、このまま収束に向かってくれることを願うばかりです。
尚、家きん卵、家きん肉を食べることで、鳥インフルエンザウイルスが人に感染した例はありませんので、冷静に受け止めて、いたずらに風評被害などが広がらないようにすべきです。
殺処分については22万羽中7割まで完了し、埋設処分についても約6割まで終えた状況とのことです。
72時間以内に鳥の処分に加え、卵50トン、エサ、鶏糞なども処分するとともに、鶏舎の消毒も終わらせなければなりませんが、県の担当者や自衛隊、農水省など関係機関の迅速な対応により、72時間かからずに初期対応が完了する見込みであるとのことです。
周辺の鶏舎も調査中ですが、今のところ異常は見つかっておらず、このまま収束に向かってくれることを願うばかりです。
尚、家きん卵、家きん肉を食べることで、鳥インフルエンザウイルスが人に感染した例はありませんので、冷静に受け止めて、いたずらに風評被害などが広がらないようにすべきです。
3月4日 2,183日
3月11日で東日本大震災の発生から丸6年を迎えます。
本日は公明党宮城県本部「復興創生会議」を仙台市で開催、山口那津男代表をはじめ、被災市町村担当の国会議員13名を迎え、これからの復興に向けた党としての方針を確認し合いました。
その後2グループに別れ視察を行いましたが、私は山口代表とともに石巻市立大川小学校へ参りました。
大津波によって74名もの生徒さんや、多くの教員の方が犠牲となった事実を改めて重く受け止めさせて頂きました。
お子様を亡くされた父兄の、「二度と学校において自然災害で子供を犠牲にしてはなりません」との切実な言葉に、学校管理下での防災対応の在り方について、深く考察しなければならないと思います。
県本部の議員が一致結束して、震災7年目を戦います。
大川小の教室には、今もあの日津波が襲った時刻を記す時計が、風化を拒むかのように置いてあります。
2月19日 先人を知る
1,831年(天保二年)、我が国ではじめて公共図書館が設立されました。
これは岩手県一関出身の青柳文蔵(1,761ー1,839)という人物が、個人の財産で収集した約一万冊の書籍を仙台藩に献上し、青柳文庫として土蔵の文庫に収蔵され、藩士二人が貸付帳簿で管理し、一般民衆に無料で貸し出したことに由来しています。
驚くべきは士農工商といった身分階級がうるさかった時代に、一般に本の貸し出しを無料で行うという、先進的な図書館業務が仙台藩で運営され、城下の人々が古今東西の人物誌に目を通し、読書文化を謳歌していてこと。
そして明治の初期に全国に設立された書籍館が、間もなく財政難を理由に閉鎖に追い込まれた時、青柳文庫の後継というべき宮城書籍館の廃止案が出されても、当時の県議会が反対多数で毎年否決し、書籍館が存続されてきたこと。
さらにはそれが今の県図書館の前身であることです。
宮城県図書館は日本における最古の公立図書館!
そんな歴史をこの本で学びました。
2月15日 意識改革
今日は東京町田にある社会福祉法人合掌苑さんに伺い、森一成理事長から「お客様に選ばれる組織づくり」というテーマでセミナーを聴講しました。
とかく処遇の低さや過酷な労働状況がクローズアップされる介護事業ですが、マネジメントによっては働き甲斐をつくり出し、結婚や出産によっても女性が離職しない労働環境を生み出し、キャリアアップしていける体制が作れる事を学ばせて頂きました。
「奥さん(女性)が働き続けられる環境をつくれば、世帯収入はそれなりになる! 女性は時短ではなくフレキシブルな働き方を望んでいる」との話しに、非常に共感いたしました。
またシングルマザーの雇用にも力を入れていて、シェアハウスを完備し、子ども手当月額3万円を独自に支給。何の資格や経験しないシングルマザーの方に、年収300万円を保証するということに大変に驚き感銘ましたれました。
とかく処遇の低さや過酷な労働状況がクローズアップされる介護事業ですが、マネジメントによっては働き甲斐をつくり出し、結婚や出産によっても女性が離職しない労働環境を生み出し、キャリアアップしていける体制が作れる事を学ばせて頂きました。
「奥さん(女性)が働き続けられる環境をつくれば、世帯収入はそれなりになる! 女性は時短ではなくフレキシブルな働き方を望んでいる」との話しに、非常に共感いたしました。
またシングルマザーの雇用にも力を入れていて、シェアハウスを完備し、子ども手当月額3万円を独自に支給。何の資格や経験しないシングルマザーの方に、年収300万円を保証するということに大変に驚き感銘ましたれました。
2月13日 日本の強み
先日東京秋葉原にある日本動画協会に伺い、仙台・宮城でのアニメコンテンツによる集客力アップについて意見交換して参りました。
わが国でアニメが制作されるようになって、今年で丁度100年の節目となりますが、この間製作・発表されたアニメーションは、11,723作品にのぼり、エピソード数では158,442話にもなるそうです。
動画協会によると2015年のアニメ産業市場は1兆8253億円で、それも毎年伸び続けている状況とのことです。
海外から多く観光客がアニメを目的にやって来ることは知られていますが、日本の強みとして一層強化すべきと思います。
東北の広域的な観光振興にとっても、アニメーションの持つポテンシャルは有用で、東北で生まれた作家陣や作品群は数多くあり、海外への発信のあり方を見直すべきだと改めて認識させられました。
2月6日 復興のいちご
今日は県議会の特別委員会で県南の山元町を訪れ、山元いちご農園を視察させて頂きました。
超大型のハウスでとちおとめ、紅ほっぺ、もういっこの三品種を栽培して、JAルートで販売せずに国内外へ自主販路で販売・展開し、インバウンド向けには観光農園でイチゴ狩りを行っています。またジャムやチップスなどの加工品もつくるとともに、いちごワインのワイナリーも設置しオンリーワンのワインを製造しています。
従来のパイプハウスでの土耕栽培に比べて設備費はかかりますが、立ったまま作業ができることから生産効率は高くなり、高齢化する生産者にも優しい作業環境になっているようです。
確実な採算ベースが確立されるよう、海外輸出などの新しい販路拡大をサポートしようと思います。
1月26日 視察
公明党県議団として名古屋に視察・調査に来ています。
特定非営利活動法人「つくし」さんが運営する、聴覚またはろう重複障害児・者の支援施設を調査させて頂きました。
はじめに伺った就労継続支援B型事業所「桃」では、ろう全盲の高齢者の方が器用な手作業で小物を作っておられました。最高齢の方はなんと92歳で、毎日元気に通って来られるとのこと。「女を磨く」なんて書にもこの施設での楽しい生活が伝わってきました。
次に伺ったのは放課後デイサービス・児童発達支援事業所の「つくしっこ」さんですが、近くのろう学校の受け皿として幼児から高校生までの放課後活動を支援しています。
全国的にも放課後デイサービスはまだ珍しく、わずか7府県にとどまっているとの事。
初期コストと人材集めが大きなハードルになっているようでした。
宮城の戻りさらに調査を深めて、2月議会で具体の提案ができるよう準備したいと思います。
庄子賢一国会事務所
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衆議院第二議員会館1224号室