12月20日 模範の活躍
今日は長田忠広岩沼市議会議員の党員会に伺いました。
初当選以来一度も欠かさず行ってきた一般質問の継続や、今年に入って100回を優に越える街頭演説の実施等、地方議員の模範となる活動に頭が下がります。
12月19日 オーダーメイド
山本香苗参議院議員と真山祐一前衆議院議員に同行し、被災者の生活再建支援の在り方に関する意見交換に参加しました。
東日本大震災のあと仙台市が「生活再建加速プログラム」に基づいて取り組んだ、戸別訪問による住まいや生活の再建支援についてヒヤリングし、神戸の人と防災未来センター主任研究員である菅野氏から、災害ケースマネジメントの制度化について意見を聴取。また仙台弁護士会さんからも在宅被災者の訪問活動を踏まえた、災害ケースマネジメントの必要性について意見を伺いました。
被災した直後には全くの情報不足だったため、例えばAという支援制度を使うとBという支援制度が使えない等の事例が相次ぎましたが、災害ケースマネジメントを制度化して財政的にもマンパワーの上からも、国や県が被災自治体を支え、自治体が地域防災計画や福祉計画の中で、一人一人に対応する災害ケースマネジメントを準備する事で、被災者一人一人がどのような支援メニューを使えば、より最適に迅速に再建できるのかを見える化できる為、非常に重要な施策だと認識しました。
マンパワーが足りない自治体をフォローする意味から、広域行政である県の役割が大事です。
12月1日 連帯して
1型糖尿病患者の児童生徒とその家族で構成されている「けやきの会」の皆様と、学校生活における支援体制を求める要望活動を行い、高橋宮城県教育長に要望書を提出しました。
今年愛知県で、インスリンを教室で自己注射しようとした生徒に対して「トイレで打って」と担任から言われ、隠れるようにして打ちたくないと思った生徒が、学校での注射を黙ってやめてしまったことがあり、新聞にも大きく取り上げられました。
今回の要望はこうしたことを背景に、注射する場所の確保や、注射器や補食の学校内での保管。及び担任や養護教諭との個別の丁寧な相談・連携の実施等、全5項目について改善を求めたものです。
今後県教委から市町村教委に対して、要望の趣旨を踏まえた通達を出すことが決まりました。
これからもしっかりサポートして参りたいと思います。
11月25日 総点検
私の地元宮城野区岩切地区は、県管理の七北田川が東西に蛇行しながら流れ、地区全体を南北に分けています。
一昨年9月の関東・東北豪雨の際には、もう少しで堤防を越流するところまで増水し、数百人が避難する事態となりました。また過去にも河川氾濫の危険にさらされた事もありました。
こうしたことを受け、本日の午前土木事務所の担当者を現地に呼んで、15町内会すべての会長(一部代理)が参加しての、現場視察と要望懇談会を実施。河川敷を約500メートル黙視しながら歩き問題箇所をチェックし、集会所に移動して要望懇談会を行いました。
堆積した土砂の撤去や中州の除去。支障木の伐採や堤防のボーリング調査等を要望するとともに、県の担当者と活発な意見交換を行いましたが、改めて治水対策の必要性を皆さんと実感・共有できて、非常に有意義な機会となりました。
今後速やかに治水事業が推進するよう頑張って参ります。
8月23日 壮大な後始末
特別委員会の調査で、福島県富岡町の東京電力福島復興本 社へ要請活動に。
不十分な賠償金の支払いを迅速に進めることや、風評被害 による水産業、観光業への影響等について、中島議長から 東京電力側に要請書を渡しました。
その後の意見交換の際に私の方から、トリチウムの海洋放 出に絡んで、三陸沿岸への風評被害をどう認識しているか を質したところ、仮定の事柄にこの場では答えられないと いう話で、海洋への放出にかなり含みを持たせた反応に不 信感を覚えました。
次に同県楢葉町の日本原子力研究開発機構(JAEA)が 運営する、遠隔技術開発センターを視察し、福島第一原発 内部を再現したVRによるシュミレーション装置や、燃料 デブリを取り出すための実物大サプレッシュンチャンバー 。淡水、海水、濁水及び60°Cまで条件を変えられるロ ボットの試験用水槽等、原発の安全な廃炉に向けての取り 組みを学びました。
果てしない戦いは始まったばかりです。
7月30日 化学反応
昨日開催させていただいた第2回新しい東北観光シンポジウムでは、【世界から仙台空港へ、仙台空港から世界へ】をテーマに、東北における観光事業の現状とこれからの進むべき課題について、講師•パネラー陣のエッジの効いた提言やコメントによって、非常に聞き応えのあるシンポジウムになったのではと思っています。
水嶋智観光庁次長は「自治体の皆さんに申し上げたいのは、陳情というのは凄く大事で、地方から熱心に来られれば、霞ヶ関の官僚は真面目に考えるということです」との発言があり、その後の懇談会でも「陳情の時に地方の熱意と課題がわかる」と仰っており、【陳情=古い手法】 的な決めつけは正しくないと教えられました。
またPeach Aviationの井上慎一CEOは「お金をかけなくても出来る事はたくさんある、田植えを体験したい富裕層などには東北は打って付け」とコメント。
発想の転換と知恵や工夫で「東北にはまだまだ伸び代がある、絶対にあります」と断言して頂きました。
このシンポジウムを通じて得られた多くの知見やアイディアを今後の政策立案に活かしながら、観光という産業が持つダイナミズムを、私達のような地方議会が発信して国を動かし、大きなうねりを興していきたいと決意致しまし。
シンポジウム開催に当たってご尽力くださった実行委員会の皆様、役員•スタッフの皆さんはじめ、お世話になった方々に心から感謝申し上げます。
来年の第3回に向けてやりたいことが見えてきました、もっと化学反応を起こしていきます。
実行委員長 庄子賢一
7月4日 シンポを行います。
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