6月13日 献身
新型コロナウイルスの陽性者のうち、軽症の方はホテルで静養して頂くことが基本となっていますが、今日は県の要請に基づき、ホテル全館を陽性者の受け入れ施設として対応してくださった青葉区のホテルを、社長様からのお声掛けにより視察して参りました。
館内は安全なグリーンゾーンと管理が必要なレッドゾーンに動線が区切られ、県の担当者やホテルスタッフ等が感染しないよう万全を期している他、検温、食事提供、体操等一日のスケジュールが細かく決められています。
今は宿泊している陽性者はおりませんが、いつまた発生してもいいように態勢を解いてはおりません。たくさんのリスクを乗り越えてホテルをご提供頂いた社長はじめ、受け入れに当たって奔走された対従業員の皆様には心から感謝申し上げたいと思います。
また常駐する医療関係者や県職員の皆さまのご尽力にも頭が下がります。
第2波の感染拡大に備え、この間に得られたホテルでの経験値やスキルが生かされるよう、引き続き注視していきます。
県職員の詰所で現状を伺いました。
6月11日 道のり
去る5日「電話リレーサービス」を制度化する、聴覚障害者等電話利用円滑化法が成立しました。これによって24時間・365日サービスが提供されることになり、聴覚に障がいのある方々の社会参画が促進されることになるでしょう。
実は初当選の翌年2004年の一般質問でこの事業を取り上げ、宮城県庁の総合案内所にテレビ電話を設置。このリレーサービスと同じ仕組みで聴覚障がい者の情報保障に取り組んできました。
あれから16年。ついに法律が制定されたことに感慨深い思いですが、この間公明党のネットワークが粘り強く取り組んできたことを記しておきたいと思います。
○写真は宮城県庁1階の総合案内所。左端にテ レビ電話端末が。この事業の産みの親とも言うべきプラスヴォイス社の三浦社長と。
6月9日 顕微鏡
令和5年度の運用開始を目指して、東北大学の青葉山新キャンパスに整備が進められている、「次世代放射光施設」の進捗と展開について勉強するため、東北大学片平キャンパスの大学本部に伺いました。
放射光施設はナノレベルで物質の種類や構造、化学反応の時間的変化などを詳細に観察することができる研究開発基盤で、新材料開発や創薬等さまざまな分野で活用されています。
東北大学に整備される次世代放射光施設は、国内既存の放射光施設に比べ光源性能が100倍という、まさにナノ物質を可視化する巨大な顕微鏡であり、世界の研究者達が新たなイノベーションを起こすことを期待する施設なのです。
この施設での研究開発や産業化を目的として、研究開発拠点や生産施設が集積し、世界に誇るリサーチコンプレックスの構築を期待しています。
6月6日 家族の想い
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、「障害者施設」では国の指針に基づき約3ヶ月間入所者の一時帰宅、家族との面会を中止してきました。
緊急事態宣言が解除されたこともあり、保護者の皆さんは面会・一時帰宅の許可が出されるものと期待していた矢先、厚生労働省が発出した事務連絡で「利用者との面会はオンラインが望ましい」と、引き続き直接会うことを制限する内容が示されたのです。
入所者の中にはすでに分散登校で学校へ通う子どもがいるにも関わらず、なぜ家族は面会すら叶わないのか!
保護者会の代表がその想いを小田島久美子仙台市議に相談。市議から庄子と横山信一参議院議員へ直ちに状況が伝えられ、執行部への働きかけと知事への要望が実り、国の事務連絡はそれとして県は柔軟に対応することが決まりました。
今日は保護者会の会長と役員の方が党県本部に改めて要請に来られ、東京からオンラインで参加して頂いた横山参議院議員とも意見交換。
貴重な声をお聞かせ頂きました。
国の「基本的対処方針」では高齢者施設等という「等」の中で、「障害者施設」も含ませていることから、高齢者施設で面会を中止しているのでこちらもダメというのがこれまでの判断だったのです。
しかしながら高齢者へのケアと障がい者へのケアが同じはずもなく、長期間家に帰れず家族とのふれ合いも絶たれた当事者には様々な負荷がかかります。オンラインではケアにならないのです。
感染防止には万全を期しながら、きめ細かな対応を引き続き進めて参ります。
6月3日 伝える為に
今日は公明党県議団の4人で、東日本大震災の最大被災地の一つ石巻市南浜に伺い、(公社)3,11みらいサポートの中川専務理事さまから、整備が進む南浜復興祈念公園の全体像と市民の伝承活動に係る課題や、震災の教訓を伝承するに当たって、複層的なネットワークに横串を刺すような、中間組織の必要性などについて示唆に富むお話をお聞かせ頂きました。
震災から9年を経過するなかで、風化と抗い伝承活動にご尽力くださる個人・団体をしっかり支え、住民主体の活動が綿々と引き継がれていくよう取り組みたいと思います。
視察に先だって石巻市議会公明会のメンバーと昼食をとりながら、コロナ禍における議会質問等について種々懇談しました。
5月24日 コロナ禍の苦闘
この施設は特養、ショート、通所デイサービス、ケアハウスの各サービスを提供していますが、2月から家族等の面会をお断りする対応を取り、利用者や職員はもちろん出入り業者もその都度検温。細心の注意を払って感染性発生を防いでおられます。
衛生資機材もまだまだ十分ではないこと。もし陽性患者が出た際の代替え・派遣職員の確保策と、利用者の隔離に関する具体策。通常のサービス提供に段階的に戻す際の統一した手法等、介護現場が抱えているいくつかの視点を知ることができました。
引き続き課題解決のために現場を回って手を打って参ります。
5月23日 皆が待ってます
これによって一時補正で休業要請対象から外れた業種への、新たな給付金事業を行える可能性が出てくる他、現在まで十分な支援が回っていなかった事業者へも、希望を届けることができるでしょう。
第2波の襲来に備える医療体制の整備や、社会全体でオンライン化を急ぎ、コロナ禍にあっても一定規模で経済活動を持続する体制構築等々、今このタイミングでやらなければいけない沢山のことに対処できます。速やかな予算化を強く望みます。
公明 2次補正予算案「地方創生臨時交付金」3兆円規模の増額を 《NHK NEWS WEB》
5月22日 子ども達の食を守る
超党派でつくっている県議会子ども政策研究会のアテンドで、せんだいこども食堂(共同代表 門間尚子さん)の皆さんが、執行部と議長に対して要望・陳情活動をされました。
具体的には○児童扶養手当の上乗せ補助、○こども食堂ネットワークの立ち上げ支援、○フードバンクへの支援、○市町村への財政支援等多岐にわたるものです。
現在宮城県内には約90団体のこども食堂がありますが、コロナ禍によってそのほとんどが開催できない状況で、私が手伝っているNPO法人「ひだまり」のこども食堂も休んでいます
。地域の方々と子ども達を繋ぎ居心地よい居場所づくりに貢献しているこども食堂を、新しい地域資源として皆で支えもり立てていきたいと思っています。
5月3日 増す責任
全国一律でない対処ということは地方の判断が鍵を握るということ。我々の判断いかんによって収束への道筋が決まることにもなります。
一層現場の実態をとらまえた本質の掌握と、それらを総合的に編み込んだ政策提言力が必要となるでしょう。
さらにアンテナを高くして望みます。
特定警戒外は「8割減」求めず 緊急事態延長も、一部自粛緩和―政府
政府は2日、新型コロナウイルスの感染防止に向けた緊急事態宣言が全国で延長されるのに合わせ、「特定警戒都道府県」以外の地域については、人と人との接触機会8割減を求めず、外出自粛要請などを部分的に緩和する方向で調整に入った。政府関係者が明らかにした。
4月28日 判断
宮城県立学校の休校措置を5月10日まで延長することになります。昨日村井知事に会った時も非常に悩んでおられましたが、少しでも早めに決定することで混乱を防ぎたいとの考えです。
〈速報〉宮城県立学校の休校 5月10日まで延長(仙台放送) - Yahoo!ニュース4月29日午後1時半からの会見で、村井知事は県立学校の休校を5月10日まで延長することを発表した。
4月26日 情報戦
今日から宮城県の要請に基づく休業期間となりますが、どんなものが対象業種になっているのか、十分に情報が伝わっていないと感じます。
飲食業はもちろん、体操教室やバレエ教室に音楽教室。英会話教室に茶道、書道、生け花教室等々結構幅広く対象としています。
具体の申請要項や窓口はこれから決まりますが、まずは「県の要請に応じて4月25日から5月6日まで休業します」の張り紙を、お店などの入り口に貼って写真を撮っておいてください。その上でホームページでも同様の告知をしたりすることも有効かと思います。
合わせて帳簿やレジの記録等、休業したことを示せる控えを取っておいた方が良いと思われます。何せ制度の詳細が決まっていないので、何の書類を求められるか分かりませんので…
今日も各種資料を知り合いの飲食店や事業所にポスティング。
4月18日 これ大事です
一律10万円も嬉しいですが、身を危険にさらしながら働いておられる医療従事者に、少しでも報いるための最低限必要な措置と考えます。
長期戦につき皆様のご自愛を心から祈って。
新型コロナ重症者の診療報酬2倍に
厚生労働省は、新型コロナウイルスに感染し人工心肺装置などが必要な重症患者を受け入れた医療機関が受け取る診療報酬を倍増させると発表しました。 安倍総理は17日の会見で、新型コロナウイルスの治療にあた.....
宮城県は新型コロナ感染者のうち、軽症や無症状の方を仙台市内のホテルで受け入れますが
、これまでの事例では急激に症状が悪化した症例が報告されています。
そこで公明党宮城県本部では、先日村井宮城県知事に対して行った第三次要望の中に、パルスオキシメーターを配備することを求めていましたが、患者受け入れに先だって10器の導入が決定しました。
パルスオキシメーターは、皮膚を通して血液中の酸素飽和度を測定するもので、肺から取り込まれた酸素がヘモグロビンに結合し、どの程度血液中に含まれているかを量り、肺の機能が落ちていないかを早期に見つける装置です。
足早に重症化して死に至ってしまった例として、タレントの志村けんさんのご訃報はこのウイルスの怖さを強く印象づけました。
細かなところに本質があると考えて、引き続き対策を講じて参ります。
※写真はイメージです
4月12日 吉と出てほしい
宮城県立の高校では今日から学年別の登校、授業を開始しました。
これは東北医科薬科大の賀来先生からの助言を踏まえ、3学年が一緒にならない様に登校日を区分けして、1日の授業時間を3時間までとする上限を定めてスタートするものです。
また通勤時間帯とかち合わないように時差通学を行い、感染防止に最大限の取り組みを行っています。
当面の間はこのローテーション通学で学習指導を継続していくとのこと。彼らの頑張りを支えていきたいと思います。
4月12日 やめて
いくらなんでも2チャンネルの人が民放でコメント! あり得ない!
朝から晩までワイドショーのコロナ報道、視聴者を惑わす元凶になっているのではないかと思うのは私だけでしょうか。
4月5日 今日から20回線に
新型コロナのコールセンター(電話相談)が、宮城県と仙台市共同で開設されていますが、市民の方から「何度掛けても繋がらない!」との苦情が複数寄せらていました。
昨日この状況を村井知事に直接伝え、対処を要請しました。知事からは『7回線に増やしたのにまだダメ? 対応考えるので少し時間をくれ』との返事。
それが今日から20回線に増強されています。すばやい対応に感謝です。
- コールセンターは24時間体制
- 022-211-3883 と 211-2882
- 聴覚や言語に障がいのある方は以下へ
- fax 022-211-3192
- E-mail sodan-corona@pref.miyagi.lg.jp
3月31日 立役者
明日付けの人事で東急本体へお帰りになる、仙台国際空港 (株)の岩井卓也社長が退任のご挨拶に見えられました。
国が管理する空港として、はじめて民営化(コンセッショ ン方式)された仙台空港ですが、岩井社長の手腕によって 国際線の新規就航や路線の復活といった成果を挙げ、国内 外からの観光やビジネス誘客の増加に多大なご貢献をされ ました。
私自身も観光振興に取り組むなかで、岩井社長から様々ご 指導を頂いて参りましたので、感謝の気持ちしかありませ ん!
新型コロナの問題で、観光事業など人の移動や交流が途絶 える現状ですが、何としても乗り越えて、岩井さんに引い て頂いた発展路線を継承し、賑わいを取り戻していきたい と思います。
3月16日 お知らせ
既にハガキでご通知致しましたが念のため。
明後日18日に開催予定でした異業種交流「賢人会」は、現下の状況を鑑みて中止とさせて頂きました。
次の開催は状況を見極めた上で連絡差し上げますので、何卒よろしくお願い致します!
3月2日 賢明な判断
宿泊税の条例案取り下げについて、本日午前に村井知事が会派室にこられて表明されました。
新型コロナウイルス感染が大きな社会問題となっている今、正しい判断をして頂いたと思っています。
尚、本日付けで公明党宮城県本部内に、「新型コロナウイルス感染症対策本部」を設置しました。対応に万全を期して参りたいと思います。
2月13日 世界が変わる
昨日の夕刻議会終了後に、市内の医療用具販売企業を訪問。
「網膜色素変性症」という難病により、暗い場所では極端に見えにくく、日常生活にすら支障を来す患者さんのために製作された、「暗所視支援眼鏡」の開発者からご説明を受けました。
網膜色素変性症は遺伝によって発症し、次第に視野や視力が低下していく難病です。今年の箱根駅伝で9位に入った創価大学の10区ランナー、島津選手がレース後のインタビューで、自身がこの病であることを明かした事は記憶に新しいところです。
この眼鏡をかけると、ほんの僅かな光であっても光を格段に増幅し、特殊カメラを通じて色鮮やかに見えることに驚きました。これは世界ではじめて開発された器具だそうです。
夜盲症状で就労に制約があった若い人にとっては、就労機会の拡大に繋がりますし、夕方以降は外に出られなかった方は出かけることが可能になります。また災害で停電になっても月明かり程度で十分歩行可能です。
今後は器具の普及をお手伝いして参ります。
2月2日 歴史から観光を惟
昨日から九州・鹿児島市にきています。
第29回北前船寄港地フォーラム in鹿児島に参加し、観光のエキスパートの皆さんと沢山の情報を交換して、多くの学びを得ることができました。
田端観光庁長官とは2度目の対話でしたが、新型肺炎の影響を心配されておりまして、秋に仙台で開催予定の東北シンポジウムにご指導を頂きました。
その他、日本観光振興協会の久保理事長、観光庁観光資源課長の河田氏、日本航空の二宮常務、ANA総研の岡田社長、日本旅行の堀坂社長
、JR東日本の赤石常務など、以前からご指導頂いている皆さんとも意見を交わすことができました。
薩摩藩が北前船で運ばれた松前からの昆布等を、琉球を窓口に中国へ輸出。それによって破綻に近かった藩の財政を立て直し、後の明治維新を進める力を蓄えていったことは、北前船がもたらした交易の大きな働きによるものであることを知り、大変勉強になりました。
北前船が東回り航路で石巻にも縁していることは、実はあまり知られていません。今後少し掘り下げてみたいと思っています。
1月29日 観光のチカラ
昨日から議会の経済商工観光委員会で、関西方面へ視察に出かけています。
今日は04年に世界遺産登録された、和歌山県田辺市の「熊野古道」へ足を伸ばし、熊野ツーリズムビューローの方から話を伺いました。
どこまでも外国人目線を徹底していて、信仰に関する難解な言葉の英訳に工夫を重ねたり、複数でバラバラだった路線バスを系統化したり、24時間海外からの旅行者に対応するサービス提供したり等々、着地型観光は如何にあるべきかを教えて頂きましたが、一過性にならず持続可能な取り組みを志向し、インパクトでなくローインパクトを目指していることと、自分達の資源に自信と誇りを持っていることに感銘しました。
今では欧米豪からのお客様で賑わう紀伊の山です。
1月24日 空の玄関口
26日の名取市議選投票日が近づいてきました。日中紹介された企業さんを訪問して参りましたが、最終盤まで激戦が続いている状況です。
わが党公認の菊地しのぶ、すがわら和子、菊地まさおの3候補へのご支援を、何卒よろしくお願いいたします!
名取市にある仙台国際空港は、国管理空港としては「民営化」第1号のエアポートで、アジアを中心に新規就航も相次ぎ、東北地方の空の玄関口となっています。この優位性を十分に活かしながら、活気ある街をつくっていく担い手を選ぶのが今回の市議選の意味合いです。
わが党公認の3人は、何れ劣らぬ政策通であり実現力も備えています!
その後黒川森林組合の新年会にも伺い、佐藤組合長を真ん中に富谷市の若生市長と記念に一枚。
同組合は30期連続で黒字決算を出している模範の経営です。
1月17日 悲鳴!
県内にあるスキー場の支配人から一本の電話。開口一番「なんとかなりませんか!」
ほとんど雪が降らず、気温が高いため降雪機でも雪をつくれない。今日はお客さん誰も来てないと途方にくれていました。
怖いほどの温暖化が進んでいます。脱化石燃料をもっとしっかりやらないと、自然災害の多発化を防げない等、問題は深刻だと思います。
山に雪が積もりますように。
1月12日 温暖化しすぎ
1月中旬とは思えない穏やかな日曜日です。
午前中は賀詞交歓会に伺って地域の方と交流の一時を持ち、午後は名取市内で行った街頭演説会で、新人予定候補へのご支援を訴えさせて頂きました。
その後横山信一復興副大臣に同行し、塩竈市の近海底曳網漁業組合関係者、石巻市の沖合い底びき網組合関係者と相次いで意見交換。
地球温暖化の影響でこれまで獲れていた魚種があがらず、アジ、サワラ、太刀魚等南の海域で獲れていた魚があがるのだそうです。
そうした魚種があがっても、それを加工する業者は地元にはいないらしく、キロ当たり20円にしかならないとの事でした。
改めて関係者が厳しい環境にあって、懸命に努力されている実態を学びました。
1月5日 仙台の台所
1月3日 良いもの見せて頂きました
戦いは強気で!
戦いは最後まで攻めて!
戦いは自分の限界を越えて!
そして戦いは常に感謝の気持
ちを忘れずに。
箱根を走った全ての選手に拍手を送りつつ、創価大学最終走者の戦う姿に感動致しました。
力を出しきる1年にと決意。