6月16日 次に備えよ
今日は庄子が顧問を努めている(一社)災害復旧職人派遣協会が、宮城県との間で交わした災害協定について、村井知事ご出席のもと「協定懇談会」を県庁内で開かせて頂きました。
(公明県議団も同席)
同協会は災害発生時に住宅の屋根が破損した際に、被災住宅の屋根にブルーシートを掛けて
生活を支えることを目的に、2017年に設立されました。これまでも2018年の大阪北部地震、19年の山形・新潟地震、同年の台風19号被害などで職人を派遣し、迅速な対応を行ってきた実績がある団体です。
現在1都7県に支部があり、庄子は宮城県支部設立のお手伝いをさせて頂きました。
今後は野田支部長、友重副支部長を中心にして組織を拡大し、いざという時に動ける態勢を構築していきたいと思っています。
6月15日 立法府の仕事
本日、第208回通常国会が会期末を迎え閉会しました。
1月17日の開会日から150日間、予算案や法案の質疑を通じて議論を交わし、国民生活の安定や感染症への対応といった喫緊のテーマにはじまり、安全保障のあり方についての論戦を戦わせる等、非常に中身の濃い国会活動となりました。
また、3月16日に福島沖で発生した最大震度6強の地震では、民家や公共施設に大きな被害が出て、被害の実態調査・視察や官房長官への要望書作成と提出など、国会会期中に緊急対応として取り組んだところです。
庄子は4つの委員会で計8回の質疑に立ち、農業・水産業の課題や燃油高騰対策といった問題に加え、災害対策の強化や仙台防災行動枠組みの実践等々、自分なりの問題意識を深掘りして各大臣や参考人に質しました。
また、福島復興特別措置法の改正案に関しては、党を代表して本会議で質問に立たせていただき、現場の声を政府にぶつけることができました。
今国会では内閣提出の法案全61本が成立するという、成立率100%の結果となりましたが、これは実に26年ぶりで史上3回目だそうです。私は中でも経済安全保障推進法と、子ども家庭庁設置法の重要法案が成立したことを評価したいと思います。
何れにしても学びと気付きに満ちた充実の150日でした。ありがとうございました。
さぁ!あとは一瀉千里。7月の大一番に向かって走りきるのみです。戦います!
6月9日 緊張感をもって
本日午後1時から開かれた衆議院本会議で、細田衆議院議長に対する不信任決議案と、岸田内閣不信任決議案が提出されました。
趣旨の説明が提案者からあった後、賛成及び反対の討論を行い採決。議長に対する不信任決議案は賛成105票反対288票で否決され、内閣不信任決議案は賛成106票反対346票で否決となりました。
政治的立ち位置が異なる以上、政権に対する評価が与野党で分かれるのは理解しますが、岸田内閣が発足して以来、コロナ対応、ロシアによる侵略戦争、物価高騰対策といった大きな課題に取り組み、国民の負託に応えるために安定した政権運営を行っているという事実は、政権発足時よりも高い内閣支持率を得ていることが如実に物語っています。
その一方で燃油、原油の高騰等による物価高については、国民の生活に強く影響を及ぼすものであり油断はできませんし、コロナの終息に目処がたった訳でもありません。
一層の緊張感をもって政治を前に進めるべきだ。そう肝に命じて参ります。
6月3日 困難に寄り添って
今日は石巻市に住む息子さんを頼って、ウクライナから避難してこられたイリナさんに面会し、ご心配なことや望まれることなどを伺いました。また、仙台にお母さんが避難してこられたオレナさんからも、日本に受け入れる際の課題や支援内容について、様々なご意見を聞かせて頂きました。
日本での言葉の壁や経済面での不安。そして何よりも母国に残る家族の安全等々、どれ程のご心労かと思うと胸が締め付けられます。
少しでも笑顔になっていただければと、ウクライナの国花ヒマワリをプレゼント。その際私からウクライナ語で国歌を一小節歌わせて頂きました。
県本部に立ち上げた「ウクライナ避難民支援対策本部」のメンバーと共々に、一日も早い戦争の終結と復興を祈り、できる限りの応援をして参りたいと思います。
6月2日 転戦
今日は多角的に活動した一日でした。
朝は自由民主党の西村県連会長と、参議院選挙に向けた自公選挙協力の覚え書きに関する記者発表を行いました。
その後福島県二本松市に急行して、市議選に挑む小林ひとし候補の選車に乗り込み、市内での遊説活動を展開したあと、二本松駅前で渾身の街頭演説会です。
そして福島市へ移動して、ウクライナ出身の福島大学特任教授マーク先生と面談し、ウクライナ状勢についての意見交換を行うとともに、必要な支援のあり方に関して率直に語り合い、わが党としてできる限りの支援に取り組む旨をお伝えしました。
最後は宮城県岩沼市長選挙に立候補している、村上智行候補の個人演説会2会場に伺い、公明党が推薦する村上候補へのご支援をマイクを握り訴えました。
充実の一日に感謝。
5月13日 国の基
5月10日 はじめの一歩
今日は東京ではじめての庄子賢一国政報告会を開催しました。お忙しい中をご参加いただいた皆さまに、心より感謝申しあげます。
井上義久党常任顧問からお励ましのスピーチを頂いた他、横山信一参議院議員もご出席くださり、夏の決戦へ向けた力強いご挨拶を頂戴しました。
私からは新型コロナ対策として取り組んでいるワクチン接種。国産飲み薬の承認の件や後遺症対策等わが党の実績をご紹介した他、物価高騰対策として打ち出された、総合緊急対策の4つの柱について説明させて頂きました。
そして先日本会議質問で取り上げた、福島復興再生特措法改正案の概要に関して紹介し、今後の福島国際研究教育拠点の展望をお話しさせていただきました。
5月2日 五月晴れ
4月28日 共に進む
今日は公明党岩手県本部主催の政経懇話会。ご来賓に鈴木財務大臣や多くの市町村長、県議会、市議会の皆さまにご臨席賜りました。
わが党の石井幹事長から自民党の広瀬めぐみさんに推薦状が手渡され、夏の戦いに一致結束した前進を約しました。広瀬さんからはわが党の理念をご理解された上で、共に頑張っていきましょう!と決意のご挨拶が。
庄子は政治の安定こそが今最も肝要であることを。岩手出身の政治家後藤新平の言葉を引用し申しあげました。「民心の安定なくして統治なし」と。市民生活に安心感を広げ社会を安定させなければ、政治は立つことができないの意です。
その為にも小さな声を受け止めて、安定、安心の日本を! と決意しています。
広瀬めぐみさんを中心に、若松参議院議員とスリーショット。
4月22日 もうひと押し!
今日は福島県伊達市議選の応援に伺い、おおえだ一郎、池田ひでよ両候補と街頭からお訴え申しあげ、半日選車に同乗して遊説を展開いたしました。
3月16日に福島県沖を震源とする地震が発生した際、伊達市にも大きな被害が広がりましたが、遊説をするなかで屋根に張られたブルーシートが多いことに気づきました。
また、国道399号線に掛かる伊達橋がこの地震で損壊。本来は県が管理する箇所ですが、おおえだ、池田両候補が現場の実情を強く訴えて、斉藤国交大臣の現場視察を実現し、結果国が直轄で工事を行うことになったのです。
ネットワークの力を存分に発揮した、公明党ならではの仕事です。防災・減災を社会の主流にすべく、公明党は戦います!
4月21日 災害との向き合いかた
今日は災害対策特別委員会が開かれ、庄子は会派を代表して質疑に立ちました。
令和元年の東日本台風、昨年2月の福島県沖を震源とする地震、そして今年3月に発生した最大震度6強の地震と、短期間に連続して東北南部を襲った災害は、市民の生活と事業活動に深く大きなダメージを与えています。
今日の質疑ではグループ補助金の支援について、国が3/4補助する負担割合の割り増しに関して、売り上げ減少の要件を見直すことを含め検討することなど、前向きな答弁を頂きました。また、石巻市立大川小学校で児童・教職員が亡くなられた教訓を、広く教育現場に共有させていくことも、文科省から確約がなされました。
今後の実効性ある取り組みを担保すべきく、引き続き注視して参ります。
4月18日 物価高騰に手を打つべし
今日は朝9時から決算・行政監視委員会が開かれ、私は会派を代表して30分間の質疑に立ちました。
質疑は、①感染症拡大と物価上昇という状況下、補正予算を編成して万全な対策を取ること。②地方創生臨時交付金の総額を確保しつつ、地方の使い勝手を一層柔軟なものににすること。③燃油高騰対策に今の4油種に舗装用アスファルトと、航空機のジェット燃料を加えること。④飼料や肥料の価格安定対策を強化すること。⑤コロナ後遺症の実態を調査し、必要な支援を行うとともに、保険点数のインセンティブを付与すること。⑥新GoToキャンペーンを通年で行い、貸し切りバス利用等の団体枠を拡充すること。⑦アスベストの含有調査報告に関して、法令遵守工事を実施するための割り増し費用を担保すること等の内容です。
財務、経産、国交、農水、厚労の各大臣からご答弁を頂きました。引き続き対応を注視し現場の声が反映できるよう、しっかりと取り組んで参ります。
次の委員会質疑は21日の災害対策特別委員会です。原稿追い込みます。
4月13日 対策を急ぎ
今日は長崎大学の迎先生を招き、公明党の厚生労働部会が開かれました。テーマは新型コロナウィルスによる後遺症の現状とその課題です。
WHOの調べでは感染者の約1割に何らかの後遺症があり、倦怠感やめまい、うつ症状や頭痛、味覚や臭覚異常等の多様な症状が現れているとしています。日本で公表されている感染者は約700万人ですから、後遺症を発症している方は約70万人はいると思われます。
問題は我が国では後遺症の定義が定まっておらず、故にどこにどれくらい患者がいるのか把握できていない現実があります。
コロナ後遺症で仕事に就けなくなり、生活に行き詰まるケースや、「怠けている」「心が弱いからだ」等と、後遺症を理解されないで精神的に追い詰められるケースがあります。
これだけの症状拡大となった今、国をあげての疫学調査により治療法を確立すること。全国一律に標準化された診療態勢を構築すること。相談窓口を充実すること等を求めていきたいと考えています。
3月29日 信頼回復へ。全力で
本日、遠山清彦元衆議院議員に対して、東京地方裁判所が懲役2年、執行猶予3年、罰金100万円の判決を言い渡しました。
既に党を除名になったとはいえ、元議員がこのような判決を受けたことは誠に遺憾です。国民の皆さまはじめ、党員・支持者の皆さまに心から深くお詫び申しあげます。
昨年の衆議院選挙で私は、「公明党は支持者の皆さまの真心のご支援でできている、正に真心のかたまりの政党だ」と申しあげて参りました。
襟をただし、今一度「真心にお応えする」という原点を刻み、何としても信頼回復への戦いを興して参ります。
3月26日 戦いは目前に
今日は山口那津男代表を仙台市内にお招きし、伊藤たかえ参議院議員、横山信一参議院議員の参加も得て、公明党時局講演会を開催しました。
足元の悪いなか沢山の皆様にご参加賜りましたほか、オンラインでも視聴参加くださって、心から感謝申しあげます。
山口代表からは伊藤、横山両参議院議員の豊富な実績が紹介されるとともに、コロナ禍における公明党が果たしてきた役割や、子ども・子育て支援を強力に推進してきた実績などが語られました。
終了後山元町へ移動し、先日の地震で家屋に被害を受けた鈴木さん宅を訪問。お見舞いを申しあげた上で被害状況を伺いました。
工務店を営む鈴木さんは「修理に2千万かかる」と仰って、去年の地震では被害がなかったのになぜ今回は… と首をひねっておられました。
3月20日 傷は深い その2
先日の地震による被害の大きさが、日を追うごとに次第にわかってきています。
今日はわが党の石井啓一幹事長、横山信一参議院議員等とともに、郡和子仙台市長のご案内で仙台城跡の石垣崩落現場へ。完全に崩れ落ちている箇所ばかりでなく、石組みがずれたり亀裂が入ったりと被害が甚大であることがわかりました。
また、仙台藩祖伊達政宗の騎馬像は馬の脚2ヶ所に亀裂が入り、全体が大きく傾いてしまっています。
文化財の修復や再建には通常長い時間を要しますが、仙台のシンボルとも言うべき石垣と騎馬像だけに、少しでも早い修復を考えねばなりません。
その後七ヶ浜町の代ヶ崎港に伺い、遠藤副知事から海岸の施設の被害状況について説明を受けました。
迅速な対応に全力を挙げて参ります。
3月18日 傷は深い
3月5日 今ここから
今日は東日本大震災から11年の節目を前に、石巻市内で党宮城県本部の復興創生会議を開催。「人間の復興」に向けての課題や取り組みを皆で共有し、新たな決意で出発する意義深い会合となりました。
会議終了後は南浜の復興祈念公園に赴き、震災で亡くなられた皆さまへ哀悼の意を表し献花を。その後伝承施設の視察や隣接する門脇小学校に伺い、学芸員の方から当時の様子や今後の語り継ぎについて説明を受けました。
県本部内に設置した人間の復興10年委員会のメンバーからは、非常に多岐にわたる政策提言をまとめていただき、この会議で発表して貰うと同時に、第二期を発足し5人のメンバーを発表しました。引き続き「人間の復興」とは如何なるものかを追求し、新しい政策提言を取りまとめて参ります。
3月2日 往復作業の中で
今日は朝から農林水産委員会が開かれ、金子農水大臣の所信に対する質疑が行われました。
私は質疑の機会を頂き、原油価格の高騰が農業に与える影響と対策についてと、水田活用に伴う交付金の見直しについて質しました。
その際、わが国の食糧自給率の低さを指摘するとともに、飼料(エサ)の自給率が20%台に止まることにも触れ、感染症の世界的な拡大や、ウクライナ情勢のような有事に備え、食料安全保障の推進と体制整備を強く訴えました。
夜は仙台に戻り、宮城野西支部(佐々木真由美支部長)の党員会に出席したあと、太白東支部(鈴木広康支部長)の党員会にオンラインで参加させて頂きました。
終わって新幹線で東京へ向かいます。明日も衆議院は本会議。気を引きしめて頑張ります!
2月26日 解を見つけたい
今日は朝早く仙台を出て山形県鶴岡市へ。農業生産者の皆さんからご意見をお聞きすべく、市内3ヶ所で懇談の機会を持たせていただきました。
スマート農業を推進するためには、それが導入可能となる農地の基盤整備をまずやるべきであり、ハードの事業を予算化していく必要があること。
米価下落や生産者の高齢化にともない離農する人が多くなると、周辺の農家が引き受けて作付けるが、面積が拡大するほど生産コストが膨らみ収益率が下がること。
環境配慮でみどりの食糧システムは理解するが、急に有機へ切り替えることは困難であり、経過措置がどうしても必要であること。
親元への新規就農により、後を継ぐことになる若い生産者向け次世代育成事業を強化すべきこと。
等々、それ以外にも多くのご意見や要望を頂戴しました。現場の声を最大限大事にして、これからの活動と政策に反映して参ります。
2月23日 課題多し
今日の午前中は横山信一参議院議員と一緒に、宮城県北部で繁殖や肥育を営む畜産農家の皆さまと意見交換会。
配合飼料の価格が高騰しこのままでは廃業の危機。との声をたくさん頂きました。枝肉の値段も上がらない中で、濃厚飼料(多くは輸入トウモロコシや大豆等)の高騰は、農家の経営を直撃している状況で、足元の支援策が足りていないと感じました。
その後斉藤ゆうこ多賀城市議の党員会に参加させて頂き、昨日衆議院で成立をみた来年度予算の中身や、最近の活動についてご報告いたしました。斉藤議員からはご自身の実績報告や市政の動きなど、分かりやすい説明に皆さん喜んで頂き私も嬉しく思います。
夜はミーティング。東京へ向かいます。
2月21日 道筋
今日は公明党核廃絶推進委員会と青年委員会が共催し、長崎大学核兵器廃絶センターの西田教授の講演会が開かれました。
冒頭山口那津男代表から、核兵器禁止条約の締結国会合へのオブザーバー参加について、強い決意の披瀝がありました。
講演の中で西田先生は、核保有国と非保有国との間に広がった分断を、日本が修復していく役割を果たすべきではないかと提起された他、今年1月核兵器不拡散条約(NPT)に関する日米共同声明が発出され、その中で「核兵器使用の非人道的結末を認識」、「核戦争に勝者はなく、決して戦われてはならない」ことなどが共同声明で確認されたことを評価しておられました。
難しい国際問題はそれとして、核兵器なき世界を希求する善の連帯を糾合しながら、着実に歩みを進めたい。
2月16日 初質疑
本日開かれた予算委員会の第一分科会(内閣府関係)と、第七分科会(経産省関係)において、当選後はじめての質疑に立たせていただきました。
第一分科会では持ち時間30分を使い、2015年に仙台市で開催された、第3回国連世界防災会議で策定の「仙台行動枠組」の啓発と徹底や、第4回の会議を福島へ誘致することなどを求めた他、被災者の伴走支援として「災害ケースマネジメント」の法制化を訴えました。
第七分科会でも30分の時間で、コロナ下での中小企業支援策について質すとともに、喫緊の課題である燃油高騰対策の拡充について訴えました。さらには福島第一原発事故への対応に関して、希望する方々の帰還についての取り組みや、廃炉作業に伴う地元企業とのマッチング策について提案いたしました。
引き続きフォローしながら実績につなげていきたいと思います。
衆議院は今週末の予算委員会で、トータル75時間の審議となり、いよいよ大詰めとなって参ります。最後までしっかり取り組んでいきます!
2月14日 食文化を守れ
国会の部屋に捕鯨団体の幹部の方が来られ、現状やご要望をお聞かせいただきました。
私が子供の頃は学校の給食と言えば、鯨の竜田揚げが定番メニューでしたし、家でもおかずやおやつ代りによく食べていました。地元宮城県には牡鹿町という捕鯨の港があり、牡鹿ホエールランドという施設のキャッチャーボートが格好よくて、捕鯨には憧れのような感情を持っていたことを覚えています。
それがいつからかスーパーの店頭から鯨が消え、外食先でも鯨肉を提供するお店が無くなってしまいました。
もちろん適切な資源管理が必用ですから、今でも捕獲の枠を設定し厳しく管理しているわけですが、このままでは食文化自体が失われ、調理や加工といった技術も途絶しないかと危惧を抱きます。
小型から中型魚種資源を保持するためにも、一定数の捕鯨は必用と言われておりますが、その事はまだあまり認識されていないかもしれません。
豊かな海の資源に感謝しながらその命を頂戴する。貴重な資源に支えられて賢き食文化がつくられていく。余すところなく戴きフードロス等ない。だからこそ海の環境を汚してはならないと気づく。捕ることに問題があるのではなく、彼ら海洋生物の住みかを人間が勝手に乱していることが問題。
今日の整理です。
2月6日 声を聴く
今日は岩手県二戸市を訪問し小林県議(党県本部代表)、米田二戸市議と共に現場の意見を伺いました。
はじめに、仙台市から軽米町に地域おこし協力隊として赴任している菅野さんと懇談。地域に根をはった多角的な活動に敬服するとともに、全国約6千人が活躍している協力隊の皆さんが、より活動の質を高め結果として移住に繋がるためには、どのような施策が必要なのか意見を交わしました。
その後浄法寺の山道を米田二戸市議の車で移動し、全国山林種苗協同組合連合会の大森会長をご自宅に訪ねて、伐採して活用して再造林するという循環の大切さや、木材価格の適正化について、担い手の確保対策など業界の課題をお聞かせいただきました。
また株式会社平果樹園では、燃油高騰の強い影響を受けハウスのビニールや包装材、肥料や薬剤価格が値上がりして収益を圧迫していること。老木の植え替えに補助はつくが新植は出ないこと等、生産現場が抱える率直な課題を伺いました。
簡単な課題は一つもありませんが、しっかり取り組みます。
1月28日 蔵とラーメンの町
1月22日 スピード感をもって
先日トンガの海底火山が噴火し津波が発生した影響で、松島湾のワカメ養殖に大きな被害が出ています。
今日は党宮城県本部のメンバーと塩釜漁協さんに伺い、幹部の皆様から現状・課題やご要請を聴取。これには佐藤光樹塩釜市長さまにもご同席頂きました。
松島湾では早採りワカメの最盛期を迎えていた矢先の被害で、生産者の落胆が大きいのはもちろん、津波の力でロープや竿、浮き玉にアンカーといった漁具が絡まり、そこにワカメや海苔等の水産物も巻き込まれて、相当な重量となり人力では引き上げることができなくなっているとのことです。
また、全体として共済加入率は決して高いわけではないので、減収補てんについても策を講じる必要があると思われます。さらには損壊した施設や漁具を陸上に引き上げたとして、運搬や焼却の費用負担はどうするのか等々、今後の課題が沢山あることも分かりました。
私は激甚災害にはならない被害であっても、海中の損壊施設、漁具の撤去費用や、陸揚げした廃棄物の処分費用についての拠出スキームをつくり、生産者の速やかな再生を支える仕組みが必要だと思いました。
水産庁と協議していかなければなりません。
1月17日 150日
本日第208回通常国会が開会しました。当選後はじめての通常国会ですので、多くのことを学びつつ、委員会質問や各種の要望活動を通じて、実績に繋がるよう取り組みたいと思っています。
今国会に提出予定の法案は58本ですが、幾つか重要法案が含まれていると私は認識しています。一つ目は仮称「経済安全保障に関する法安」で、今回のようなパンデミックや大規模災害、さらには国際情勢の急変などに国として平時から備えるため、基幹インフラ(電力、通信、金融など)の安定供給を推進するための法律案です。
二つ目は(仮称)子ども家庭庁設置法案で、これまで複数省庁にまたがっていた子ども・子育て政策を一元化し、子どもの権利が最大限守られて、その意見を十分尊重すべく、他省庁への指導権限を有する強い司令塔を設置しようとするものです。
三つ目は福島復興再生特措法の改正案で、福島の復興と再生を一層推進するため、国の中核的な研究開発拠点を整備し、新しい産業の創出を進めるための「福島国際研究教育機構」を設置しようとするものです。この機構は「理研」や「産総研」といった特定機関の上位に位置付けられ、最先端の技術開発や基礎研究が行われることになっています。
これら以外にも大事な法案が詰まった国会になります。私自身は所属する農林水産委員会で
の質問に立つ予定です。実のある議論を行い成果を出すべく頑張ります!
1月14日 適地、仙台市
来年G7サミットが開催されるにあたり、関係閣僚会合も各地で開かれることになります。
今日は私の地元仙台市の郡和子市長や、東北大学の大野英男総長はじめ関係者の皆さまと共に、中川康洋環境大臣政務官(公明党)に対して
、閣僚会合の誘致計画を説明し仙台開催を強く要請致しました。
今回仙台市が誘致しようとしているのは、科学技術担当大臣の会合と環境大臣会合ですが、
とりわけ「杜の都」と呼ばれる仙台は、発達した都市機能を有しながら豊かな緑に囲まれ、環境問題を議論し新たな指標を打ち出すには実に相応しい街です。
さらには東日本大震災からの復興の姿を国内外に発信し、これまでのご支援に対して感謝のメッセージを伝える絶好の機会にもなります。
仙台誘致に全力で取り組みます。
1月11日 下水は嘘をつかない
今日は公明党国土交通部会として、東北大学と仙台市が協力して行っている下水の調査に伴う感染症対策について、南蒲生浄化センターと東北大学を視察致しました。(塩田参議院議員が部会長代理、山崎、平林両衆議院議員も参加しました)
仙台市南蒲生浄化センターは、仙台市の7割もの下水を処理している全国有数の規模を誇る下水処理施設ですが、ここで週2回二つの下水サンプルを採水して検体を東北大学へ提出。大学の研究室で下水内に存在するウイルスの濃度を調べて、潜在的な感染者の実態を早期に把握し対策に繋げる取り組みを行っています。
仮にPCR検査を行っていなくとも、下水にウイルスが存在するか否かを知ることによって
、約1~2週間先の発生を予見出来うることが立証されています。これにより行政が対策への啓発を行うことも可能になっているのです。
今回のコロナウイルスにとどまらず、今後とも発生してくるであろう新たなウイルス等に対応すべく、平時から調査を継続していくことが重要だと認識しました。
この「下水疫学」調査というジャンルはまだ認知されてはいませんが、下水はあらゆるウイルス情報が集まる宝庫ともいえ、今後間違いなく注目される研究事業になるでしょう。
ご協力頂きました東北大学の佐野先生、北海道大学の北島先生には心から感謝と御礼を申し上げます。
庄子賢一国会事務所
〒100-8982
東京都千代田区永田町2-1-2
衆議院第二議員会館1224号室