12月21日 司令塔
今日は公明党厚生労働部会として、新宿区内にある国立感染症研究所を視察・調査いたしました。
まずゲノム解析室では、国内オミクロン“BA1系統”のゲノム解析によって、感染リンクをどのように追ってきたのか説明を受けるとともに、地方衛生研究所への技術研修により、全国的な解析基盤の構築に努めていることが理解できました。
電子顕微鏡室では、高精度な電子顕鏡でウイルスの形状を観察・可視化して、メディアや医療期間に共有。ナノスケールのウイルスがどの様な特徴を持つのか、高精度に解明しておりました。
緊急時対応センターは、世界中の突発情報をウオッチしつつ、感染症危機対応に万全を期す組織として、東京オリバラや安倍晋三元総理の国葬でも活躍されていました。
12月18日 雪を溶かす熱量で
12月17日 ナマステ!
今日は(公社)日本ネパール協会主催の、バハドゥール・スベディ特命全権大使の歓迎会に参加。大使の着任を心から歓迎するとともに、両国の友好がさらに深まりゆく事を祈念し、乾杯の音頭をとらせていただきました。
私がネパールと関わるようになったきっかけは、回収した書き損じハガキを資金に換えて、2000年カトマンズから車で5時間ほどの山間部ダディン郡に、「キボウ・インターナショナルスクール」という学校を建設したことに始まります。電気も水道も通っていないこの学校には、2時間かけて歩いて通ってくる子どももいましたが、キラキラとした澄んだ瞳の笑顔を忘れることはできません。
2015年4月に発生したネパール大地震では、県議として知事の親書を携えて3回目の訪問。当時のの大統領と面会して、被害状況や復旧の課題などについて意見を交換したことも思い起こされます。(写真添付)
会場には2000年に初訪問した時、現地でお世話になったシュレスタ・バララムさんがいて、22年振りの再会を果たすことが出来ました。当時20代の青年だった彼は、現在国際弁護士として日本とネパールとの友好発展に尽力されています。
急にネパール行きたくなってきました!
🇯🇵🇳🇵の友好と発展に頑張ろうと改めて決意しています。
12月10日 濃い69日
先ほど第210回臨時国会が閉幕しました。69日間というとても短い会期日程ではありましたが、非常に中身の濃い臨時会だったと感じています。内閣提出の法案は22本中21本が成立しましたし、議員提出の法案も6本が成立しました。
中でも感染症法の改正や10増10減の区割り法。子育て給付金の差押え禁止法などの重要法案を成立させた他、旧統一協会問題から派生し今国会最大の目玉法案となった、所謂「救済新法」について、与野党が知恵を絞って法律をつくれたことには大きな意味があると思っています。
庄子も農林水産委員会と復興特別委員会で4回の質問機会を得まして、しっかり議論を深めることが出来ました。
これから年末までは税制改正と来年度予算編成作業が佳境を迎えます。引き続き全力で取り組んで参ります。
12月8日 大詰め
今日は9時から衆議院の農林水産委員会が開かれ、畜産・酪農問題等に係る一般的質疑を行いました。
庄子は今臨時国会で4回目の質疑に。
○輸入依存が8割を超える濃厚飼料の自給率に関し、計画では現在の13%を2030年度に15%に引き上げるとしているが、それでは今回のような飼料価格の高騰が再び起きた際に、十分に対応出来ない。国産濃厚飼料供給体制の抜本強化を求めたいがどうか。
○わが国の農業が国際社会で価格的にも優位性を得るために、農地をより集約化する必要がある。これまでは農地が集まっているが、飛び地が多くて作業効率が悪い「集積」に止まっていて、面的に繋がった「集約」でない農地も多かった。今後の農地集約促進策を強く求めたい。
大綱こうした点で大臣の所見を伺いました。
午後は本会議が開かれ、所謂「救済新法」修正案が上程。反対賛成の討論の後採決が行われた結果、共産党などが反対したものの賛成多数で議決しました。直ちに参議院に送付され早速本会議が開かれ審議が始まります。
10日の会期末まで気が抜けません。緊張感をもって臨んで参ります。
12月6日 部活動の地域移行
今日は党のプロジェクトチーム会議が開かれ、部活動の地域連携・地域クラブ活動への移行について議論。東大阪市の野田義和市長にオンラインで参加頂き、地域の現場から見たご意見も賜りました。
そもそも多忙を極める教師の働き方改革の観点から、部活動の地域移行について必要性が指摘されてきたもので、その必要性については私も支持するところなのですが、平日は学校教育としての部活動を継続し、土日・祝日は外部人材による社会教育として実施するというもの。
都市部は別としても地方に外部人材を求める困難さとか、その際の保護者負担のあり方につて、誰がどのように合意形成を図るのかといった問題等々、課題はまだ残されたままです。
子供たちに不安を与えない。ここを守った上での「地域移行」を実現すべく検討を重ねて参ります。
11月29日 8勝7敗でいいんだ
本日国会では、令和4年度第二次補正予算が衆議院本会議で可決。参議院に送られました。
庄子は予算委員のメンバーとして、今日までの3日間審議に参画して参りましたが、少しでも早く国民の皆さまや事業者さんのお手元に届くよう、引き続き取り組んで参ります。
本会議終了後都内で開かれた「尾車親方に感謝する会」に出席。現役時代には大関琴風として土俵を沸かせ、引退後も幕内上位で活躍する関取を育てつつ、相撲協会の幹部として重責を担いながら、分かりやすく親しみの持てる解説でも人気を博しました。
度重なる大怪我から不死鳥のごとく甦り、多くの国民に勇気と感動を与えた尾車親方に、心から感謝と労いの気持ちで花束を贈呈させていただきました。
11月26日 山を知る
今日は本州で最も寒いと言われている、岩手県盛岡市の薮川地区に伺い、森林伐採の現場を視察するてもに、関係者との意見交換を行いました。(伊達、太田の両盛岡市議と宮古の小島市議が同行です)
今日の伐採現場は主にミズナラやコナラといった広葉樹が群生しており、60年から80年生の天然林でした。寒冷地の樹木は温暖地のものに比べ幹は細いのですが、その分密度が高く硬くて良質な木が育つのだそうで、岩手県産のいわゆるA材は国内でも高い評価を得ているとのこと。
県森連の澤口専務や盛岡広域組合の鈴木所長からは、川下の需要を安定させて川上の生産現場を支えることや、作業効率の改善のためにも林道整備が必要なこと。さらにはチェンソーに使う油価格の高騰分を、木材販売価格に反映できない実態を教えていただきました。
CLTの一層の普及や、公共建築物への地元材の積極的な活用。さらにはフェンス材等の輸出強化等々を通じて、強い林業をつくって参りたいと思います。
11月2日 勉強させて頂いて
今日は衆議院農林水産委員会が開催。「競馬法の一部を改正する法律案」の質疑が行われ、庄子はこの臨時国会で2回目の質問に立ちました。
競馬をやらない私にとっては「競馬法」は縁遠く、知らないことが多かったのですが、中央競馬も地方競馬も社会、経済活動に大きな役割を担っていることが理解できました。
そもそも勝馬投票券の発売行為が、刑法に違反する富くじと同じ性質を持っているのに係わらず、その違法性が阻却されている理由は何かと言うと、競馬の収益金の一部が畜産振興や地方自治体の財政に寄与すると、競馬法で規定され実行されているからなのです。
現在地方競馬の主催者は全国で14団体ですが、近年の厳しい経営状況から11団体が廃業に追い込まれました。最近になってインターネットによる馬券の購入環境が格段に整備され、地方競馬の収支が改善されてきているところではあります。
ただ騎手や厩務員さんなどの収入面では、中央競馬と地方競馬の格差は大きく、今回の法改正を契機に地方側の所得向上へ向けた取り組みを強化すべきと訴えました。
かつて大井競馬場からハイセイコーが、笠松競馬場からはオグリキャップという名馬が輩出されたように、中央競馬の馬たちに圧倒的な差をつけて勝ちきるような、地方発スターホースの登場を待ちたいと思います。
10月27日 方針を問う
10月15日 農業の未来像
10月7日 戦略を練って
10月6日 子どもを真ん中に
法務省から民法の一部を改正する法律案について、詳しい説明を受けました。
それによると、民法822条(懲戒権)に示されていた「親権を行う者は…監護及び教育に必要な範囲内で、その子を懲戒することができる」との条文が削除され、「子の人格を尊重」、「年齢及び発達の程度に配慮」、「体罰その他心身の健全な発達に有害な影響を及ぼす言動を禁止」との規律に整理されます。
これまでの「懲戒することができる」との一文が、児童虐待の口実に使われ、懲らしめや戒めるという強力な権利との印象を与えていたことから、大きな改正に繋がったものです。
社会的に許容される所謂正当なしつけは、民法820条(監護及び教育権)の「監護及び教育する権利を有し」として行うことができる。という整理になっています。
これと同時に児童福祉法、児童虐待防止法においても子どもの人格を尊重することに重点を置いた改正が為されます。
子ども家庭庁が来年発足されることを前に、非常に重要な改正だと思っています。
9月27日 世界の三陸へ
陸奥、陸中、陸前からなる三陸は観光リソースの宝庫。昨日はそんな三陸地域を一層盛り上げるべく、陸前高田市で企画会社を営む村上清社長と、洗足学園音楽大学の特別顧問、丹羽貴大さんとで深掘りのミーティングでした。
海外の富裕層から選ばれるためのコンテンツっくりや、アメージングな体験をどのように準備するか。そこにサブカルチャーといった日本の強みを融合できないか。その為のスタートアップ人材を如何にして糾合するか等々、とても有意義な意見交換ができたと思います。
石巻市の「がんばろう石巻」の大看板に丹羽さんをお連れすると、製作者の黒沢健一さんが偶然に来られ、市民活動としての伝承への取り組みを語らうことが出来ました。
9月21日 食でつなぐ
今日は庄子が顧問を務めている、(一社)食のみやぎ応援団の新商品発表会。SDGSに準拠してサスティナブルな生産、加工、流通に取り組む事業者が一堂に会し、環境に配慮されかつ美味しい食材が勢揃いしました。
また弊社団と東北電力様との間で、包括連携協定を結ばせていただき、持続可能な地域づくりと食の供給等について協定書を交わし、地域への貢献を約するとこもできました。
食のみやぎ応援団は、東日本大震災で壊滅的な被害を受けた県内の食産業を、販路開拓や商品開発の側面からサポートすることを目的に、代表理事の遠藤伸太郎さんや私を含む四人で立ち上げた法人です。
遠藤代表の信念とネットワーク力で革新を遂げてきました。これからも食を通じたネットワークを広げて、地域、環境と共生した事業を展開してまいります。
9月4日 木は土を醸す
今日は南三陸町に伺い、宮城県林業経営者協会の佐藤久一郎会長のご案内で、町内の山を歩きながら森林・林業政策の課題について学びました。
間伐を適切に行い日光が十分入る林層と、そうでない林層では、同じ年生の木でも幹の太さが全く違うことがよくわかりました。また路網の整備が進まないため、適齢期を迎えた樹木が主伐できないでいる現状も現場で理解。林業の未来に立ちはだかる問題の一端を垣間見た思いです。
南三陸町は国際森林認証制度であるFSCを活用し、産業の活性化とブランド化に取り組んでいますが、今後の公共投資や大規模案件等では、適切な森林管理が厳しく求められている、こうした認証取得材しか使えないといった流れが強まるでしょう。国としても取得支援を推進する必要がありそうです。
せっかく南三陸にきたら○○食っていがいん!(バナナマン風に) という訳でキラキラ丼を。
9月1日 向き合い方
防衛3文書の改訂を控えた党内論議が加速しています。慶應義塾大学の神保先生からは、北朝鮮と中国の軍事的な脅威対して、各々日本の対処はどうあるべきか私見が披瀝され、活発な質疑も交わされました。
今後わが国が備えるべき課題や装備の考え方を学ぶことができましたし、日米韓の緊密な連携を一層構築すべき点も理解が深まりました。
またその上で、今般のNPT再検討会議で最終文書が採択されなかったことを受け、NPT体制が脆弱化し結束が揺らぐことを懸念するとともに、遺訓の第一とされた原水爆禁止宣言の理念を確かに継承するために、一地方組織ではありますが、宮城県本部内に「核兵器廃絶に向けた委員会」を立ち上げられないか思案しています。
今日は岩手県陸前高田市にて活動。県議の時代から様々ご指導頂いている、村上清さん(陸前高田企画社長)と面会し、今後の三陸地域の観光振興について意見交換いたしました。 陸奥、陸中、陸前からなる三陸というエリアは、青森県から岩手県をまたぎ宮城県に至る600㎞を越える太平洋沿岸地域。その三陸沖は世界三大漁場と言われるほど豊かな海洋資源があり、リアス式海岸で知られる雄大な自然景観や、果樹やお酒も豊富に揃う観光資源に富んだ場所です。 この南北に長い三陸エリアがついに三陸自動車道でつながり、動線が劇的に変化。まだ思案中ですが「三陸広域観光プロジェクト」やろうと思っています。 写真は村上清さん(左)と世界的パティシエ若林繁さん。市内にできたサロン ド ロワイヤルさんの店内で。
8月15日 雰囲気に流されない
77回目の終戦記念日。今日は仙台市内で宮城県本部のメンバーと、街頭から核兵器の削減と平和構築への決意を申し上げました。
現在開かれているNPT再検討会議では、最終文書の取りまとめに向けて大詰めの作業に入っていますが、「核兵器の先制不使用を政策とする」との言葉が、文書の素案に入っていることに注目です。是非とも各国が利害や溝を乗り越え、この文言を入れて合意して欲しいと思っています。
このNPT体制を持続・発展させ、保有5か国に対し着実な核兵器削減を進めさせる延長線上に、核兵器禁止条約締約への道筋が見えてくると考えます。
目的は「核なき世界」の実現です。アプローチの仕方や段取りに考え方の違いはあれど、一歩一歩前進したいと思います。
8月14日 終戦の日を前に
今日は大雨被害の調査で秋田県大館市、北秋田市へ。県・市の担当者から被害概要を聞き取り、河川の決壊場所や農地被害の現場を調査するとともに、浸水被害にあった自治会で会長さんから要望を伺いました。
東北地方は雪害はあれど水害は少ないと考えられてきましたが、近年の気候変動の影響からか、西日本並みの降水量を記録することが珍しくなく、河川の氾濫や内水被害が頻発化しています。今後は認識をあらためて流域治水対策や排水設備の強化等に取り組み、「水害に負けない」地域づくりが重要だと思います。
8月7日 54年振りの水害
今日は青森県外ヶ浜町の藤島地区を襲った被害調査に。2日から3日未明にかけて山に降った大雨が、森林を根こそぎ沢を沿って流出させ、それらが国道にかかる藤島橋に引っ掛り塞き止めダムに。溢れた沢の水が流木ごと人家に流れ込んだのです。
現場ではわが党の伊吹県議や青森市議会のメンバーとともに、青山副知事、山崎町長のほか林野庁の森林管理署長等と情報を共有し、国、地方が連携して対策にかかることを確認。その上で被災された方々をお見舞い申し上げ、現状のご不安などを伺って回りました。
奇跡的に人的被害がなかったのは、住民の皆さまが早い判断で垂直避難をされたことにあるようです。沢山のボランティアの皆様に、米軍関係の若者も泥かきに加わっていました。
本当にありがとうございます。
8月5日 現地調査
8月3日からの大雨は、東北各地に被害をもたらしました。今日は国会が閉会した後直ちに福島入りをして、喜多方市内を若松参議院議員、福島県議会、喜多方市議会のメンバーで調査。
磐越西線では二級河川濁川の増水で線路ごと落橋しており、通勤、通学や観光客の足に影響が出始めています。同行いただいた遠藤市長からは、激甚災害指定を急いで欲しいとのご要請があった他、JRが復旧するまでの間、一日1300人を超える乗降客の代替輸送手段の確保を求められました。しっかり対応します。
この磐越西線の歴史は古く、今から118年前に岩越鉄道という私鉄として、あの渋澤栄一が創設にかかわったそうで、その鉄道施設群は土木遺産に認定されています。
磐越西線では二級河川濁川の増水で線路ごと落橋しており、通勤、通学や観光客の足に影響が出始めています。同行いただいた遠藤市長からは、激甚災害指定を急いで欲しいとのご要請があった他、JRが復旧するまでの間、一日1300人を超える乗降客の代替輸送手段の確保を求められました。しっかり対応します。
この磐越西線の歴史は古く、今から118年前に岩越鉄道という私鉄として、あの渋澤栄一が創設にかかわったそうで、その鉄道施設群は土木遺産に認定されています。
7月31日 世界の福島へ
公明党の東日本大震災復興加速化本部(赤羽一嘉本部長)では、昨日は葛尾村、双葉町、富岡町、大熊町を回り復興再生拠点の整備状況や、放射性廃棄物の中間貯蔵施設の現状調査を行いました。
2日目の今日は東京電力福島第一原発を訪問し、1号機から4号機の廃炉作業を間近に視察するとともに、汚染水を処理する巨大なプラントや、処理水を保管しているおびただしいタンク群等について説明を受け、私からは風評被害対策について、誠実に対応すべき旨を申し上げました。
その後浪江町長さんのご案内で、原発事故の影響で途絶えてしまった伝統工芸拠点を視察。福島県立医科大学では、世界初となるサイクロトロンで必要なだけα線を合成し、前立腺ガン治療に役立てる取り組みを伺いました。
最後は内堀知事と意見交換。今後息の長い取り組みを約し帰路についています。
7月16日 被害
宮城県では記録的な降雨により、各地で避難指示等が発令されており、浸水被害も相次いで発生しています。公明党宮城県本部では午前9時に災害対策本部を設置し、被害状況の把握と対応にあたっています。
庄子は広範囲に浸水被害が発生した松島町を回り、住宅1階の胸あたりまで水が上がった方や、鉄砲水で家財道具やお風呂の薪きが流されたお宅などに伺い、被災の現状を確認しお話しをお伺い致しました。また、役場に桜井町長を訪ねて対策を打ち合わせ。泥まみれとなった家財道具や商品等のゴミの処分が課題であるとともに、東北を代表する観光地・松島への客足が心配との懸念で一致しました。
ただし松島の観光の目玉である海岸通りのお店は営業可能で、これからの観光シーズンに向けて地元はウェルカム体制です!ぜひ松島の美しい島々を巡り美味しい海の幸を楽しみに来てください。お待ちしております
庄子賢一国会事務所
〒100-8982
東京都千代田区永田町2-1-2
衆議院第二議員会館1224号室